おそろしきドライソケット

はのはなし

前回(10/17)、おやしらず(下の歯)を抜いたことを記事にしました。

今回は一週間後に抜糸をした様子と現在の痛みついてお知らせしたいと思います。

2022/11/4
抜歯から3週間経った様子もこの記事の最後に追記しました。

抜歯後の痛みは2週間後にやっとおさまり始める

現在、抜歯してから2週間、抜歯時に切開した箇所を縫った糸を抜糸してから1週間が経ちました。
そんなわたしの現在の痛みメーターはというと、まだまだ抜いたところが痛いものの、なんとかなんとか24時間中12時間くらいは気にせずに生活できるくらい、という状態です。
しかし確実に痛みは治まってきています。
抜糸した1週間前は

むぎ
むぎ

まだこんな痛みが続くのか……

と落胆しながらロキソニンを飲んでいましたが、わたしの痛みたちも徐々に落ち着きを取り戻しているようです。

ただ、まだ朝起きると痛み止めの効果が切れてしまうため痛みを覚えるのは相変わらずで、それが少しだけ良くなってきたかな(いや期待をこめてそう思っている幻覚かな)の繰り返しです。

むぎ
むぎ

止まない雨はないように、治らない痛みもない!はず!

きっと時が解決してくれるはずです。
そう思っていたわたしは抜糸のために訪れた歯科医院で、この痛みの思わぬ原因を看護師さんから聞くのでした。

おそろしきドライソケットは注意していてもなる

抜歯して1週間後、口の中で切開したところを縫っていた糸を抜くため再度病院を訪れました。
2回目の訪問なので場所は完璧です、そしてそんな強気でいたため時間配分をうまいことできずに到着が予約時間ぎりぎりです。
以前通っていた歯医者さん(抜くのが好きな先生がいる歯医者ではない)に、5分くらい遅刻したときえらい怒られた(こうしてわたしの歯医者苦手意識はどんどん加速していく)のでとても焦りました。
まずい。
駆け足でなんとか病院に到着すると、時間ギリギリいっぱいだったにもかかわらず、受付のお姉さんも看護師のお姉さんもみなさん優しい笑顔で出迎えてくださいました。

むぎ
むぎ

その笑顔に、歯医者苦手意識が和らぎました!ありがとうございます!

さて、いよいよ抜糸です。
ずっと奥歯に糸が絡みついていて気になっていたのですが、術後は患部を刺激しないようにとさんざん聞かされていましたので、自分ではどうしようもできませんでした。
今日、ようやくその糸とさようならです。解放される。ばんざい!

そしていとも簡単に糸は抜かれ(10秒くらいでしょうか)、患部をつんつんして確認した看護師さんが一言。

「もしかしたらドライソケット気味になっているのかもしれませんね」

うがいや歯みがきも意識してはいたが、それでも

ドライソケット……それは抜歯前に警告されたとても恐ろしい症状。
さかのぼること1週間前、親知らずを抜く前にモニターに映された注意事項を一つひとつ確認していたときに聞いた怖い言葉。

歯医者さん
歯医者さん

「ドライソケットになったら激しい痛みをともないます」
「そうならないように、しばらくは患部付近でのぶくぶくうがいは避けてください」

どうやら、抜いた歯が今まで生えていた場所に空いた穴をきれいに治すためには、その穴に血をためたままにしておかないといけない、とのこと。
出血が気になって余計にうがいをしたり口内の出血を吐き出したりしていると、患部に血がたまらず空洞になったまま傷口が塞がり、恐ろしいドライソケットになってしまうというのです。
痛みにめっぽう弱いわたしはそうならないように気をつけていたのですが、どうやらそれでも「ドライソケット気味」になってしまいました。

術後は痛みはもちろん気になるところが多すぎて

術後は痛みも強く、傷口近くで歯にまとわりつく糸や、1週間くらい抜いた箇所の近くの歯を磨けないもどかしさなど、いろいろなことが重なって口内がプチストレスです。
一番困ったのは抜いた箇所付近に食べた物が詰まってしまうことでした。
それでも患部に刺激を与えてはならない、うがいはできない、と詰まりについては見て見ぬふりを努力していたのですが、そんなわたしの決意はビールを飲んだらビールとともに流れていってしまったようです。
やはり気になる口の中、知らず知らずに水の力で掃除をしたいとうがいをしていました
抜いた歯の跡地に血をためるようにと気をつけていたのは、がんばって4日目くらいまでだったような気が……します。

むぎ
むぎ

ドライソケット気味。だから1週間経ってもこんなにも患部が痛いままだったのか。

本当のドライソケットはもっと痛いらしい

しかし歯医者さんによると、完璧なドライソケットになったときの痛みは、痛み止めを飲んで治まるようなものではないそうです。
そのため私の症状は抜いた歯の穴に少しは血がたまっている状態で傷口が塞がったドライソケットもどきで、時間が経てば痛みもなくなるのではないかという一筋の希望の光が見えるお言葉をいただきました。
それでもずっと気になるのがこのズキズキとした痛み、しばらくはつらかったです。
一応がんばって強いうがいをしたり患部に触れたりすることを我慢していてよかった。

本当に抜いた歯の跡地が空洞になったまま傷口が塞がってしまったら、どんなズキズキが待ち受けていたのか。
ただ食べ物が詰まってしまったり痛みが気になってしまったりでつい刺激を与えてしまうその気持ち、経験してみたからこそ、痛いほど分かります。
なんとかしたい、と、なんかしてしまうんですよね。

2週間後にやっと痛みが治まり始める

さて、そんなこんなでおやしらずの抜歯から2週間が経ちました。
現在は、ようやくロキソニンを飲まなくても平気なくらい痛みが落ち着いています。
しかし一難去ってまた一難、食べたものが抜歯したあたりに詰まって仕方ありません。
毎食後、今もとても気になっています。

むぎ
むぎ

なんとかならないかなー

ただ歯を抜いてからずっと「治まれ~治まれ~」と念じていた痛みは消滅しました!
このままずっとこの痛みとお付き合いしなければならないのか、と落ち込んだこともあったので、痛みが治まったのはほんとうに良かったです。

むぎ
むぎ

明けない夜はない、止まない雨はない、静まらない痛みはない、ありがとう時間!

抜歯してから2週間後のリアルな様子をお届けしました。
これからおやしらずの抜歯を考えている方の参考に、抜歯をしたことのある方にはその当時を思い返すちょっとしたきっかけに、少しでもなれたら幸せです。

2022/11/4追記
抜歯後3週間経った現在、ずっと残っていたズキズキした痛みは完全になくなりました!
ただ、抜いた歯の場所に食べ物が詰まってしまうことはどうしても避けられず、強めのうがいを何度かしないときれいにならないため、いつも食後にもやもやします。
それでも親知らずが生えていたときに気になっていたニオイ問題も解消しましたし、食べ物が詰まらないようにと間食が減ってダイエットにいいかもしれません。
気持ちをポジティブに切り替えて過ごしたいと思います。

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