白樺リゾートに行ってきました~池の平ホテル編~

てびかえ

【こちらの記事は「池の平ホテル新本館」のオープン前である2022年10月に「東館」と「アネックス館」を利用したときの記事です】

秋の行楽シーズン、一泊二日で長野県にある「白樺リゾート」に行ってきました。
こちらの記事では、「白樺リゾート 池の平ホテル【東館】【アネックス館】」を利用した感想をお届けします。
池の平ホテルの魅力を少しでもお伝えできたら嬉しいです。

こちらの記事は「白樺リゾート~池の平ホテル編~」です
※池の平ホテルに宿泊・滞在した感想を綴っています
 旅行全体やファミリーランドについて詳しく書いた記事は下記からどうぞ

紅葉
紅葉がきれいな時期でした!

白樺リゾート 池の平ホテル

2022年10月、秋の行楽シーズンに池の平ホテルに宿泊してきました。
こちらが公式サイトです。

わたしが宿泊したこの時期は「本館」が改修工事中で、「東館」と「アネックス館」の2つの棟が営業していました。
本館は2023年4月にリニューアルオープンするそうです。

本館は客室はもちろん、新しい温泉やレストランもとても素敵ですね。
2023年4月22日以降はフロントやロビー、温泉などもこの新しくなった本館のものを利用できるようです。

むぎ
むぎ

また泊まりに行かなければ!

お部屋はアネックス館、温泉やお食事は東館

わたしが今回宿泊したアネックス館には、フロントとロビーと客室があります。
大浴場やお食事処はないため、片側一車線の道路を隔てた向かい側にある東館を利用しました。
アネックス館と東館は専用の送迎マイクロバスで移動します。
運行時刻は朝6:00から深夜24:00までです。
バスは5分間隔くらいで来るので待たされることもなく、乗車時間も1分程度なので特に面倒だと思うこともありませんでした。
もちろん徒歩での移動もOKで、歩いても所要時間は3分程度です。
ただアネックス館が少し高い場所に建っているため、坂道の上り下りが大変かもしれません。
また、東館とアネックス館の移動は浴衣やスリッパでOKです。
バス移動なら足元がスリッパでも特段気にはならないと思うのですが、徒歩移動ですと少し大きめな道路(片側一車線の道路で時間によっては車も結構通ります)を横断することになるので、靴を履いて行ってもいいかもしれません。

ホテルのしおり
チェックイン時にもらったしおり

アーリーチェックイン

わたしは宿泊1日目の朝から「池の平ファミリーランド」で遊ぼうと思っていたので、ホテルには朝9時頃に到着しました。
チェックインの手続きを行うフロントは「東館」にありますので、東館入り口近くの駐車場に車を停めて、まずはフロントへ。
ホテル館内の説明を受けたり、夕食の時間を決めたり、予約特典のチケットをもらったり(※)、全国旅行支援の割引を受けるためのワクチン接種証明書コピーを見せたり、と一通りのチェックイン作業を無事に終えたあとは、ファミリーランドに繰り出しました。

(※)~旅行編~にも書きましたが、わたしが予約したプランは「白樺リゾートの遊びを自由に選べる特典5点分」がついたプランで、いろいろな特典(ファミリーランドのチケットや夕食時の飲み放題など)の中から合計5点分の特典を自由に選べます。
この中の「ファミリーランドフリーパス1日券」という特典を使いたかったため、朝8時から受付を開始しているというホテルのフロントに早めに行き、アーリーチェックインをしたのです。

池の平ホテル5パックチケット
ここから利用したい5点分を選びます。チェックイン時に5点分すべて決めるのではなく、その特典を使うタイミングで選べます。

チェックインの手続きをしたのが朝早い時間だったのでフロントは全く混んでいなかったのですが、フロント自体そこまで広くはないので、お部屋に入れる15時頃やチェックアウト時刻の10時頃は混み合うと密になりそうだし待ち時間もかかりそうだな、と思いました。
チェックインやアウトの手続きは早めに行うこともできますので、時間に余裕があれば早めに手続きだけ済ませてしまうことをおすすめします。

また、荷物はお部屋に入れる15時までフロントで預かってもらうことが可能です。
わたしは車をフロントの目の前の駐車場に停めることができたため、車内に積んだままにしていました

アネックス館へGO

ファミリーランドと室内温水プールを満喫し、時刻も15時を過ぎた頃、いよいよお部屋に入室です。
車から積み込んだままだった荷物を取り出し、東館のフロント前のロータリーからバスに乗り込みます。
そして片側一車線の道路を横断し、あっという間にアネックス館に到着。

送迎バス発着ロビー

アネックス館の送迎バス発着ロビーは最近作られたのか、新しい感じがしてとても清潔です。
ソファが置かれたロビー内には、客室に持ち込める絵本などが本棚にたくさん置いてありました。
ビールやジュースが買える自動販売機もあり(最近見かけないアンバサが売っていて懐かしくなりました!買えばよかった!)、電子レンジなどもこちらにあり利用可能です。
スタッフの方がいてくださるカウンターもあり、ここで氷を受け取ることもできます。チェックインした東館と離れている棟ではありますが、特に不満に思うところはひとつもありません。

そしてこのアネックス館は少し高いところに建っているためバス発着ロビーがあるところが5階で、建物としては7階建てです。

「アネックス館 洋室」タイプのお部屋

宿泊したのは「アネックス館 洋室」タイプのお部屋です。
とても清潔で綺麗で、お値段以上のクオリティに大満足です。
窓の外の景色は白樺湖……ではなく、木々とテニスコートだったのですが、日中たくさん遊んだためお部屋到着後すぐに日も暮れてしまい、景色を見る余裕はなかったため気になりませんでした。

わたしが泊まった客室は、玄関を開けると右側に洗面台、左側にトイレとお風呂があり、まっすぐ進みドアを開けるとベッドやテレビが置いてある大きなお部屋、という間取りです。
ベッドは2つでその奥にソファがあり、ソファの向かいにテレビがあるのですが、このソファがエキストラベッドとなり3人目の寝床となります。

洗面台も広く、トイレもお風呂も普通に快適、迷い込んだのであろう虫が部屋の中にいたのはびっくりしましたが自然の中での宿泊なので仕方ないことですよね。
電話機はありませんでした。
その代わりにタブレットが置いてあり、タブレット経由でフロントと通話ができるようになっていました。
最近のホテルの電話事情もハイテク化しているのですね。
またこのタブレットから各施設の情報を確認することができます。

むぎ
むぎ

部屋内の写真を撮り忘れてしまいました……なんという失態!

ひとつ残念だったのは、備え付けの冷蔵庫の電源が切れていることを知らずに持ち込んだ飲み物を入れてしまって、飲もうと思ったらまったく冷えておらずガーン!と落ち込んでしまったことです。
わたしがちゃんと確認していなかったことが悪いのですが、冷蔵庫の電源は利用するときに自身でONにするということを、どこかに書いて貼っておいてもらえたらとてもありがたかったです。

また、デジタルパンフレットを見たところ、「東館 和モダンルーム」や「アネックス館 和みルーム」だとお部屋全体が畳張りでゴロゴロとリラックスできるようなので、ホテルの滞在にも重点を置きたい方はそちらもおすすめです。

東館へGO

お部屋に入ったあとなんだかんだしていたら息つく間もなく夜ごはんの時間である17時になりました。
本当はお部屋に入ったら一杯飲んで、温泉を堪能してから夜ごはんのバイキング……というのが希望の流れだったのですが、そんなゆったりした時間は微塵もありません。
室内温水プールで使った水着を洗ったり、シャワーを浴びたり、荷物を出して整理していたり、そうしているうちにお茶を飲む時間すらなく夜ごはんです。
さぁ向かいましょう。
ダイエット前の最後の晩餐(明日の朝ごはんも最後の晩餐)、思う存分食べつくします。

夕食バイキング

バイキング会場は東館のフロントがある階と同じ2階の「ホールあるぷす」。
チェックインの時に渡された夕食お食事券をバイキング会場入り口にいる受付スタッフに渡すと、スタッフの方が席まで案内してくれます。
席に着くとバイキングについての説明(コロナ対策のため食材を取るときはビニール手袋着用する、など)を受けた後、別料金のアルコールを頼むかどうか聞かれるので、迷わずランチのときに飲んで美味しかった「白樺・蓼科」のピルスナーを注文です。

むぎ
むぎ

本当は飲み放題にしたかったのですが、今回は食に重点を置いて食べまくります!

美味しそうな料理の数々、和洋中取り揃えてありどれもこれも美味しそうでとても迷います。

寿司コーナーでは職人さんがいて、注文してから握ってくれる仕様でこれまた美味しそう。
小さいお子さま用に、唐揚げやウィンナー、肉団子などのキッズが好きなメニューが少し低めの台に置かれている「キッズコーナー」もあります。
さらにもっと小さな乳幼児のために「月齢別の離乳食」が置かれているコーナーも。
食べられるものが本当に限られている月齢のお子さまにとって、これはとてもありがたいですよね。

最後の晩餐、わたしの第一次チョイス、二次チョイスはこちら。

夕食バイキングその1
もりだくさん!りんごのてんぷらもありました!
夕食バイキングその2
白米だけでなくおこわやナンも。和洋中エスニック!

このあとも第三次、第四次と果てしない胃袋の欲望のまま、料理を取りに行きます。

ちょうどハロウィンということで、デザートやスープにカボチャが使われていることが多くて、それがまた美味しかったです。
デザートもチョコファウンテンやタルト、ゼリー、ケーキなどよりどりみどりで幸せが溢れていました!
一つひとつは小さいので、何個でも食べられそうでした……!

また、アレルギーのある方のために、料理には7品目(エビ、そば、かに、牛乳、小麦、落花生、卵)のアレルゲン表示があります。
さらに前日までの予約で7大アレルゲン(卵、小麦、乳製品、そば、ピーナッツ、カニ、エビ)を除去したメニューである「ハンバーグ定食 500円(税込)」「肉じゃが定食 500円(税込)」を注文することができるそうです。
※詳しくはホテルへお問い合わせください。

温泉

さて、夕食のあとはお風呂です。

東館の大浴場には男女別で裸で入る内湯・露天風呂と、水着やレンタルの湯あみ着を着用して入る混浴の大露天風呂・陶器風呂・洞窟風呂があります。

大浴場見取り図
大浴場見取り図なり~
むぎ
むぎ

大露天風呂は家族やグループ全員で一緒に楽しめるのがありがたいですね。

大露天風呂

わたしはまず、番台で湯あみ着をレンタルし、バスタオルや着替えを持って脱衣所へ。
そこで湯あみ着に着替えたらそのまま男女別のお風呂ゾーンを通り抜け、通路を通って目指すは大露天風呂です。
ちょうど「プロジェクションマッピング」が上映される時間だったので、大露天風呂にはたくさんの人がいました。
ただ、ちびっ子たちはあまり長く温泉に浸かっていられないようで、プロジェクションマッピングが終わったらすぐに男女別のお風呂の洗い場へと向かっていました。

むぎ
むぎ

ちびっ子は大人と違って背が低い分、温泉の湯気がダイレクトに顔付近にきて熱いんですよね。

プロジェクションマッピングの絵のタッチがとても可愛かったです。
ストーリーは星のおはなし、だったかな(うろ覚えですみません……)。

ちなみに洞窟風呂とは大露天風呂の入り口部分にちょっとだけある洞窟っぽいエリアで、少しだけ洞窟気分かな、くらいの本当に小さなエリアです。
※Wikipediaによると「2002年4月から、2016年12月までは洞窟風呂も存在していた。」とのことなので、もっと大きな洞窟風呂を楽しめていたのかもしれません。

陶器風呂は大露天風呂の奥に2つほどありました。
人が少ない時間帯なら、ゆったりと入って星空を眺めてリラックスできそうです。

大露天風呂、とても大きくてとても気持ちがよかったです。

男女別お風呂

混浴の大露天風呂には洗い場などがないため、体を洗ったりするのは男女別のお風呂エリアです。
湯あみ着は男女別お風呂エリアに返却BOXがあるのでそこで脱いで返却し、男女別のお風呂には裸で入ります。
(水着を着て大露天風呂を利用した方は一度脱衣所まで戻って水着を脱いでから利用します。)

ここでわたしがすごく感動したのが、シャワーの湯量が多かったことです。
プロジェクションマッピングを見終わったたくさんの人たちが洗い場でシャワーを使っていたのですが、シャワーの湯量が落ちない。むしろ湯量の勢いがすごい
こんなに一度にたくさんの人がシャワー使ったら、出てくるお湯もちょろちょろ……と寂しい感じになってしまうのではないかと思いきや、さすが白樺リゾートのお風呂です、大量のお客さんが来てもなんのその!快適に髪の毛を洗えました。

この男女別のお風呂にもそれぞれ露天風呂があるのですが、なんとわたしはその露天風呂に気が付かず、室内のお風呂だけを満喫して出てきてしまいました。
なんとも残念。

むぎ
むぎ

ちなみに翌朝「露天風呂チャレンジ」をしたのですが、前日とは男女入れ替えになっていたため、前日の女湯にあった「自然石露天風呂」には入れませんでした。残念!

寝具セッティング

アネックス館の客室は、ソファがエキストラベッドになることを先ほどお伝えしましたが、そのセッティングのために18:00~20:00のどこかのタイミングで係の方がお部屋に入ってきます。
わたしのときはちょうど夕食を終えてお風呂に行く前、お部屋で胃を休めているときにピンポーン(正式にはチャイムのメロディ)が鳴り、係の方が2名いらっしゃいました。
そして手際よくあっという間にソファをベッドに変身させて帰っていかれました。
係の方が寝具を準備してくださっているときは大体夕食時で部屋に不在のことが多かったので、今回は間近で見られてレアな体験でした。
せっかく用意してもらったので、エキストラベッドで寝ました!

二日目、朝風呂と朝食バイキング

遊び疲れた一日目は早々に就寝し、二日目に突入です。

朝風呂

男女別のお風呂は翌朝6時から入れますので、まずは朝のお風呂へ。
東館とアネックス館を結ぶバスも朝6時から運行しています。
6時のバスに乗ろうとしたらアネックス館のロビーにも何人かバスを待つお客さんがいました。

お風呂は前日とは男女入れ替えになっていますので、朝も夜も入ることで「ひのき露天風呂」「自然石露天風呂」どちらも楽しめます。
わたしは前日の自然石露天風呂に入らなかったので、今回はなにがなんでも露天風呂だということで、ひのき露天風呂に直行、堪能しました。
朝のさわやかな風と青空の中で入る露天風呂は格別でした。幸せです。

ちなみに大露天風呂は12:00〜23:00までの営業ですので、こちらでの朝風呂は叶いませんでした。

朝食バイキング

朝からお風呂に入って胃腸の活動も活発になってきました。
さぁ、朝食バイキングです。
朝食バイキングも種類が豊富で、目玉焼きを目の前で焼いてくれるコーナーも。
夕食同様キッズコーナーや離乳食コーナーもあり、サラダメイン主食デザートと盛りだくさん。

朝食バイキング
朝食も美味しかったです~朝から宇宙の胃袋発動!

すべて美味しかったのですが、とくに気に入ったのが中華粥です。
主食も白米にお粥に海鮮丼に中華がゆ、さらに蕎麦や種類豊富なパンにと、たくさんあって選びきれない。

むぎ
むぎ

和で攻めるか洋で攻めるかそれとも中華か……もちろん全部で!!

大満足な朝ごはんでした。

チェックアウト

朝ごはんを食べて東館からアネックス館へと戻り、帰り支度です。
この後、アカシアの丘の展望リフトに乗ろうと思っていたので、少し早めにチェックアウトします。
通常チェックアウトの時間は10:00なのですが、9:30~10:00までの時間はとても混みあうため早めの精算がおすすめです。
宿泊費や夕食時に飲んだビール代などを精算し、いよいよ池の平ホテルをあとにします。

とても楽しかった白樺リゾート池の平ホテル

宿泊時、本館は工事中で東館とアネックス館のみの営業、ホテルの創業も古いということで、ホテルはもしかしたらあんまりなのかしら?とも思っていましたが、全然そんなことありませんでした。
宿泊した人それぞれみんなが楽しめるようにと、いろいろと趣向を凝らしてサービスを提供してくれるその姿勢に感動です。

プリキュアや仮面ライダーなどキャラクター仕様のお部屋はきっとそのキャラが大好きなお子さま(そして大きなお友だち)がとてもわくわくするお部屋だと思いますし、ゆったりと過ごしたい方は和モダンルームや和みルームを選択すればお部屋での時間もさらに楽しいものになるでしょう。
わたしのようにコスパ重視の人や思いっきりアクティビティを楽しみたいと思った人は宿泊費を抑えたプランで泊まるかもしれませんが、お部屋もお食事も温泉も室内にあるアクティビティも最高ですので、きっと濃い思い出が刻まれるのではないでしょうか。

むぎ
むぎ

また泊まりに行きたいと思える素敵なお宿でした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました